食べ過ぎからくる腹痛を改善するツボの組み合わせ

こんにちは。豊明市で治療歴15年以上、はり師・きゅう師の資格を持つ、藤田はりきゅう治療院 院長の藤田です。

 

先日「食べ過ぎてしまってお腹の調子が悪いので改善したい」と相談されました。

美味しいものを楽しく食べているとついつい食べ過ぎてしまいますよね。

 

 

 

 

するとやって来るドーンとお腹が重くなって痛くなってしまいます。

後悔をしながらも早くスッキリしたいです。

今回は食べ過ぎた時に役立つツボの組み合わせを紹介しますね。

 

まずはチェック！

✔お腹の中心の痛い

✔お腹を触れたくない

✔胸焼けや吐き気がする

✔下痢になり出すとスッキリする

以上の２つ以上に当てはまった場合は有効です。

今回の腹痛の状態は、暴飲暴食で胃腸が疲れてしまい消化吸収が落ちて動きが悪くなり食べたものが停滞してしまうので腹痛が出ている状態です。

 

そこでこの状態を改善するツボの組み合わせは

 

①中脘（ちゅうかん）

ツボの場所は

みぞおちからおへそへ３寸（指４本）

もしくは

おへそから３寸（指４本）上にいったところ

ツボの刺激するコツ

冷えて違和感が出ている場合はあまり強く刺激をしてしまうと余計に痛くなってしまうので、手を当てたり、蒸しタオルを当てることをおススメします。

 

②足三里（あしさんり）

ツボの場所は

膝の皿から外側へ向かって３寸（指４本）です。

刺激する時のコツ
つま先を上げ下げして筋肉を動かして見つけてから刺激する時はつま先を下げておくと刺激しやすくなります。

 

 

③天枢（てんすう）

ツボの場所は
へそから２寸（指３本）の位置にあります。

ツボの刺激する時のコツ
ツボの位置からへそへ向かって呼吸と同じタイミングですると効果が出しやすいです。

 

 

④気海（きかい）

ツボの場所は

おへそから下へ指３本の位置にあります。

 

見つけるコツ：冷えやすい方は特にこの場所が冷えていて力が無くなっています。

 

刺激する時はノック式ボールペンで行い、優しすぎると刺激が行きにくいので若干強めに１０回くらいやりましょう。

 

刺激をする時の注意点：冷えている時に温めることは良い事ですが、温めすぎてしまうと気が上りやすくなってしまいのぼせの原因になりますので要注意です！

 

 

⑤裏内庭（うらないてい）

ツボの場所は

足の指を曲げた時に足の中指から親指１本分の場所にあります。

 

刺激する時のコツ：押している時に足の指を曲げ伸ばしすると刺激が入りやすいです。手の力が伝わらない時は青竹踏みなどでも効果は十分出ます。

 

今回のツボの組み合わせは腹痛が出ていなくても、胃腸の調子を整えるためにも役に立ちますのでぜひ参考にしてください。

 

 

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このブログを書いた人：藤田元弘（はり師・きゅう師）